2016/01/15
「曼荼羅2016」<313>
先日、私がサラリーマン時代にご指導いただいた上司の方の訃報を奥様からのハガキで知った。
ご冥福を祈りつつ、人生のはかなさも感じる。
短い人生なら、いかに有意義に過ごすか。
人生は時間の集積でもある。
日常は四つのカテゴリーに分類できるとのこと。
1、投資時間…自分を変える時間。ただし、受け身で過ぎてしまう時間は拘束時間。
2、拘束時間…時間の消費(通勤通学、仕事、学校、食事)
3、ムダと睡眠時間…時間の浪費(将来を変えない時間)、休養
4、使途不明時間…毎日記録することで自覚ができ、投資時間に振り向ける工夫ができる。
毎日のわずかな時間でも積み重なれば膨大になり、期限を決め目標に集中すれば必ず達成できる。
ただ、それを継続するのは至難である。
それを可能にするのが時間管理のルーチン化。
偏差値40から有名大学や国家資格合格はもとより、自分が身に付けたい能力を手に入れることが出来る。
投資時間の目安と期間を設定してルーチン化出来れば、半ば成功である。
ルーチン設定例では、弁護士資格…2年間で7000時間。
「四当五落」…受験勉強における睡眠時間のことで四時間睡眠なら合格で、五時間寝ると不合格。
1月8日北國新聞夕刊の「小松成美の情熱取材ノート」で「五郎丸のルーチン」という記事を見た。
列島にラグビー旋風を巻き起こした「五郎丸ポーズ」。
キック成功率80%を85%にするために用いたのが、「プリ・パフォーマンス・ルーチン」で、プレイする前の身体的な動きを一定のパターンにすることを目的にする。
自己の力を最大限に発揮するために行う「手法」なのである。
何度も同じ動作を練習し、完璧に遂行することにより、それに続くキックもスムーズに完璧に行うことができる。
五郎丸選手は「あの動作の間には何も考えていません。”無”です。動じない魂を体の中心に据えているだけです」と言っている。
私もルーチンを見直して見よう。
当社は木村岳二社長の提唱で2013年から「曼荼羅シート」を全員で作成し発表している。
私の「曼荼羅2016」。
テーマ「道理に基づく判断と行動(73歳)」
心構え…「明元素」(明るく、元気で、素直な心)
項目は…
1、木村経営グループでの任務
2、税理士法人木村経営ブレーンでの任務
3、税理士業界への貢献
4、金沢経済同友会への貢献
5、(公社)日本医業経営コンサルタント協会への貢献
6、情報収集と発信
7、友好親善
8、ヘルスケア
曼荼羅にルーチンを加えて、より充実した日常にしたいものだ。
写真…雲南サクラソウ(自宅)
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