2009/02/09
容疑者Xの献身
昨年の今頃は、インフルエンザ。
周りにも風邪引きさんが数多く。
今年は、空腹状態による「白血球マックス活動」により、健康状態を保つ。
風邪などで活動が鈍るよりも、空腹による「ひもじさ」及びお腹が鳴る恥ずかしさを選択する(笑)
さて、昨日、東野圭吾氏の「容疑者Xの献身」を一気読み。
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ。
私見ながら、ミステリーというより、「不器用な男の愛の叙情詩」。
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。
そう、数学の問題を作るように。
思いこみによる盲点をつく。
例えば、幾何の問題と見せかけて、じつは関数の問題をである、とか。
うむむ。
まだまだ面白い本が眠っておりますな。
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