2009/02/10
これからの組織体運営はトップ次第
当社は、「船井財産コンサルタンツ木村経営ブレーン」として船井財産コンサルタンツグループに加盟している。
様々な情報を頂いているわけですが、船井総研の創業者の船井先生のコラムが面白い。
船井幸夫ドットコム「いま一番知らせたいこと、言いたいこと」を引用します。
『これからの組織体運営はトップ次第』2009.2.9
金融恐慌が産業恐慌になりました。欧米ではすでに生活恐慌に突入しているようですが、日本でも今年、後半からはまちがいなく生活恐慌に入るでしょう。
収入が減り、生活費を切りつめざるをえなくなると思います。
このような非常時、国や企業を含めてすべての組織体は「トップ1人の力で99.9%決まる」ようになります。これは人種などと関係のないことです。
その時にすばらしいトップなら絶対にしないことがらがあります。
たとえば、2月6日のこのHP上で書いたこともその一つですが、次のようなことです。
1.親しい人、客などに損をさせない。
2.何があっても会社の赤字を減らそうとする。赤字の増えることは絶対にしない。
3.バクチはしない。分らないことはしないし、部下にもさせない。
4.全ての責任を自分でとり、責任のがれをしない。
私は、これからの非常時の経営トップに必要な10条件としてつぎの10ヵ条をあげています。国や地方公共団体などのトップも同様です。これは永年の私の経験からルール化したことです。
1.生命をかけて経営にあたり、全責任を自分でとれる人
2.バクチをしない人
3.取引先、知人、客を大事にし、それらに仕事上で損を与えない人
4.株主、客、従業員を徹底的に大事にする人
5.会社を黒字にするために常に全力投球する人
6.本業に不要なことに投資しない人
7.ポジティブ人間である人
8.学び好きで、「時流」「真実」を充分知っている人
9.儲けるのがうまい人
10.上手に委せることができる人
ぜひこの10ヵ条を知っておいてください。これは日本人には、やりやすい条件なのです。だから、これから、日本人の心がけ次第では日本の時代が来るだろうと思えるのです。
=以上=
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