2009/02/25
損得よりも善悪で考えよ
昨日、異業種交流会ストローズにご入会頂いた経営者とランチ。
電話での声の低さをご指摘頂きまして、これからワンオクターブ高い声で電話にでます^^
その後、経営者の会へ参加する。
・王道の経営
・邪道の経営
・覇道の経営
今後、王道の経営でしか生き残れないとご教授いただく。
「損得よりも善悪で考えよ!」
論語の一節にも確かあったなと調べてみると。。。
子曰、君子喩於義、小人喩於利。(子曰わく、君子は義に喩り、小人は利に喩る。)
〔訳〕
孔子様がおっしゃった、「君達は損得よりも善悪を考えて行動しなさい。善悪よりも損得で行動するような卑しい人間になってはいけません。」と。
論語に学ぶ会より引用させて頂く。
孔子は「利を見ては義を思い(利益を得るに当たっては、それが社会正義に叶うものなのかどうかよく考えなさい)」と語っておりまして、利を全面的に否定しておりません。
要は、義に叶う利か?義に背く利か?の違いです。
現代のように経済優先の時代ともなりますと、企業経営者が義に聡くても利に疎かったら、会社は潰れ従業員を路頭に迷わせることになってしまいます。
逆に、利に聡くても義に疎かったら、これ又雪印のように潰れてしまいます。
義に聡く利にも聡くなかったら、企業経営はやって行けません。
経営者は義にも利にも聡くなければならんが、利の前に義を考えろ!利を見ては義を思え!損得よりも善悪を優先しろ!ということですね。
これは立派な「企業君子」ですよ。
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