2009/03/28
切り替え力
組織再編をコアコンピタンスとする監査法人の研修旅行に同行させて頂く。
但し、滞在中のブログ記事は、事前にいくつか用意させていた内容を記載しますので、ご容赦ください。
さて、岡本 正善著「メンタルスイッチ―『切り替え力』が身につく実践トレーニング」を読む。
過去の失敗、将来への不安、単調な日々の惰性、プライベートと仕事の混同…。
無意識のうちに心に浮かぶ感情は、目の前の事に対する集中力を妨げ、また、簡単には振り切れずにさらなる悪循環を生んでしまう。
日常的に陥りがちなこの「メンタルの落とし穴」から抜け出すための実践トレーニングとケーススタディで、「メンタルスイッチ」をマスターせよ!
序章 人はなぜ「引きずってしまう」のか?
第1章 切り替えを司る「メンタルスイッチ」のしくみ
第2章 「切り替える」とはどういうことか―メンタルスイッチ5つの誤解
第3章 メンタルスイッチを軽くする実践トレーニング
第4章 切り替え力が試される21のケーススタディ
第5章 それでも「引きずる人」へのヒント
(プラスからマイナスへ)
意識と潜在意識を総合的に動かすメンタルが、その人の可能性を開花させる方向へと動いている時が「プラスシステム」、その逆が「マイナスシステム」。
この2つは、どちらもエネルギーだ。
人はよく、前向きな人を「強い人」、暗くネガティブな人を「弱い人」などと評する。
しかし、これは強弱の問題ではない。
エネルギーがプラスに向かっているかマイナスへ向かっているかの違いだけなのだ。
方向さえ転換できれば、自滅に使っていたエネルギーをそのまま自分を生かす方向へと変えられる。
何も「強くあらねば!」とあがく必要もない。
(切り替えスイッチの考察)
・呼吸は、唯一無二の「意識と潜在意識にまたがる存在」なので、呼吸を通路にして潜在意識に何か伝える。
・スポーツ実況のアナウンサーになったつもりで、緊張した自分を実況してみる。「木村選手、緊張しております。おっと、手にじっとり汗をかいているようだ!・・・」
・風呂に入る自分をイメージする。
嗅覚は石鹸のにおい、触覚はお湯の温かさなど五感は何を感じているだろうか。
誰しも入浴時はリラックスモードとなる。
体の芯から解放され、プラスに共鳴しやすい自分に戻す
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