2009/03/31
呼吸法の大事さ
最近、呼吸が大事と気付く。
息を吸うよりも、吐くほうが、エネルギーが格段にいる。
先日、息を吐くことを意識して、結果的に息を吸えば、内転筋も鍛えられるとご教授頂く。
内からの筋力アップだ。
日常、息を吸ってから、吐いている。
今後、意識してみたい。
五木 寛之,帯津 良一(著)「健康問答 本当のところはどうなのか? 本音で語る現代の『養生訓』」
五木寛之氏が、その著書の中でこう言っている。
以下、引用したい。
「息を吸うというのは、自然に吸ってしまうんだけれど、吐くというのは……。
このあいだ、お医者さんかどなたかの、数多くの人を看取ってきた方が書いた本を読みました。
その方によると、人が死ぬとき、息を引き取るというけれども、ほんとうに、スーッと息を吸って亡くなるんですってね。
ハーッと、吐きながら死ぬ人はいない。
吸った息を吐く力がなくなったとき、命は終わる。
逆に、赤ん坊が生まれたときは、お産婆さんがベシンと尻をたたくと、オギャーッと泣く。
あれは吐く息なんでと。
力のある人は息を吐けるし、息を吐く力がなくなって、スーッと臨終になるので、吐いて臨終する人はいない、と書いてありました。
だから、「息を引き取る」という。
吐き取るんじゃないんですね。
そう考えてみると、吸う息、吐く息とありますけれども、吐く息が、生きる命にとっていかに大切かということが、非常によくわかりますね。」
呼吸につき、ヒントを頂きまして、ブログでアップしました。意外と反応がありました。ご活用いただけて、嬉しく思います。