2009/04/08
給与データベースの活用について2
第13回日本医業経営コンサルタント学会が金沢で開催される。
6月18・19日(木・金)の2日間にわたり、「変革・・地域が目指す医業経営の創造」と題し、コンサルティング実務・技法等の研究成果を発表する。
当社も、「給与データベースの活用について」というテーマでの発表を検討している。
「方法」を抜粋してみよう。
当社が所属しているMMPG北陸誠志会において、北陸にある診療所の給与・賞与・昇給についてデータ収集を行ってきました。
この調査は平成18年より実施しており、今回の平成20年調査では3回目となります。
調査実施者はMMPG北陸会に所属している7会計事務所で、各事務所の医業クライアントのデータを収集しております。
対象医療機関は、病院は含まれておりません。
データ収集には個別の医療機関が特定されることがないように細心の注意を払い、平成20年データ件数は約900件となりました。
スタッフの給与(基本給や職務手当、精勤務手当など)、賞与、昇給をそれぞれのデータを収集しました。
なお、パートの場合は時給の金額を収集しております。
これらのデータを、勤務形態別・各職種別・年齢別に分布図に表し、平均値を算出しました。この結果をデータベース化してクライアントに提示しました。
このデータは地域相場に適していることからクライアントに対し説得性があり、他院比較を気にする不安から解消されました。
この給与データベースはあくまでも目安として、院長先生の意志や方針・診療所の風土を取り入れて給与制度を改善していきます。
以上。
閑話休題
名古屋での研究会の写真をアップしましょう。
(いくつかあるビルのうちの第二ビルの最上階で!)
(MMPG二世会メンバーで合同写真!)
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