2009/05/13
商いの道
伊藤 雅俊著「商いの道―経営の原点を考える」を再読する。
職業会計人は、プロフェッショナルであって商人ではない。
イトーヨーカドーやセブン-イレブンを中心とするイトーヨーカドー・グループの創始者から、経営の原点を学んでいる。
「王様が誰だかわからない時こそ、国がよく治まっている時だ」など至言が満載だ。
「お上意識を持たない」(125頁)でハッと息をのむ。
(引用開始)
お上意識を持った人は、・・・一人称ではなく三人称で発言します。
例えば、「私がやります」ではなくて、「社員はやるべきである」というようになるのです。
・・・しかし、三人称は商人の姿勢ではありません。
・・・「あの人」といった三人称的な冷ややかな姿勢・・・高飛車な姿勢は商いに禁物です。
(以上)
むむっ。。。
普段、頻繁ではないが、「あの人」を活用しているので、「ハッ」とする。
プロフェッショナルは、三人称で語ることが多い。
私は、プロフェッショナルであると同時に、商人だ。
以後、気をつけようと思う。(反省)
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