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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2009/06/04

飯塚社長の小言

職業会計人の専門誌「TKC」をいつも注意深く拝読している。
その2009年6月号の84~85頁に、岩井執行役員の記事があった。
前回、紹介させて頂いた「親父の小言」ならぬ「社長の小言」。
ここで、社長とは、株式会社TKC代表取締役社長飯塚真玄氏のことをいう。
大変、経営上参考となるので、引用させて頂く。
「飯塚社長の小言」
一. 常に顧客の視点で考えよ。
顧客に通用しないエンジニアの良心を振りかざすな。
一. 目標は執念を持って、その達成に全力を尽くせ。
一. 目標に向かって、まっすぐ歩け。脇見をするな。
一. 火事場で「火の用心」を叫ぶな。まず消せ。
一. 失敗したら必ず再発防止策を作って、後のコストを回収せよ。
一. 周知しただけで、徹底できると思うな。社長命令でも動かない社員はたくさん居る。
一. 本質を見極め、全体の七~八割をおさえる打ち手を早く打て。残りは後からついてくる。
一. まず、全体像を示せ。
一. 悪いことほど早く報告せよ。
一. 事実と意見を分けて報告せよ。
一. 企画書にはコストを明示せよ。
一. みんなで稼いだ会社のお金を無駄使いするな。
一. 価格はとことん交渉しろ。請求されるがままに支払うな。
一. 縦割りを排除せよ。タコツボに入るな。周りを巻き込め。
一. 日本人としてのプライドを忘れるな。
一. ペコペコするな。堂々と一回だけお辞儀せよ。
一. 前例を無条件で踏襲するな。「これまでそうだったから」は、最悪の思考省略だと思え。
一. 常にシステムを前進させよ。それがシス研の使命だと思え。
一. 広辞苑を引け、造語をするな。
一. 自分の書いた文章を英訳できるか検証せよ。
一. 平易な表現を心がけよ。一般的でない技術用語を顧客に使うな。
一. 上司の方針を自分の仕事に落とし込め。そして、実行可能な言葉で部下に伝えよ。
一. 上司に下請けの仕事(誤字ある文章の校正等)させるな。
一. 社外で上司に恥をかかせるな。
一. 「人を殺さば、その血を見よ。」トラブル時には最速で全ユーザを突き止め、すべて救済せよ。
一. 上司は偉いと思うな。単なる役割だ。偉い部下も大勢いる。
一. 部下を私物化するな。
一. 人(特に部下)のやる気と時間をムダに使うな。
一. 部分最適ではなく、全体最適を目指せ。
一. 常に周囲への気配りを忘れるな。
一. 家庭(配偶者)を大切にしろ。
一. イノベーションをロジカルに組み立てよ。
一. 設計の基本は「抜苦与薬」だ。顧客を苦しめるな。
一. 着眼小局・着手大局だ。微かな兆候を見逃すな。
一. 情報共有は相手が腑に落ちるまでの時間を考慮せよ。
一. 業績評価にはメリハリを付けよ。悪しき平等感覚を捨てよ。
一. 自分が持っている情報で誰が助かるかを常に考えよ。
一. 秘書的な感覚で仕事をするな。やる以上は「俺が責任者だ」と思ってやれ。
一. 適材適所で人事を決めよ。適性のない仕事は、社員にとっても会社にとっても不幸だ。

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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