2009/06/11
梅雨入りと会計学総論
午後から金城短大へ向かう途中、どんよりとした雲がこれから雨を降らせるかどうか完全に主導権を握っているような威圧感を漂わせている。
梅雨時に感じる無力感も、ここらへんが源泉なのかもしれない。
雨はコントロールできぬ。
会計学総論も7回目。
今回は、国際会計基準につき学ぶ。
日本のローカル会計基準も例外なく、グローバルスタンダード共通化の道をばく進中だ。
その共通化の道程の中で、株式上場する公開企業には、四半期決算や企業関係者との取引など開示(ディスクローズ)が容赦なく強化されている。
授業中、暫し、ホワイトボードの図解をノートに書き写している学生の様子を観察する。
会計ルールの国際化よりも、帰り道に雨が降るかどうか窓の外の方が気になるようだ。
時折、窓のある左側の向こうにある雲に今から雨を降らせるつもりなのか無駄な問いかけをしているようにも見える。
傘があるかまたそれがきちんと機能するかどうか当面の課題を先ずは解決せねばと多くの学生が考えてるのだろう。
梅雨入りが「会計学総論」の授業に僅かながら影響を与え始めた。
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