2009/07/11
動産評価の可能性
金曜日の午前中、NPO法人動産鑑定の久保理事長より、「動産評価とファイナンス」というテーマを拝聴する。
従来の「不動産担保や経営者の個人保証に過度に依存しない融資」ではなく、棚卸資産も対象となるシステムだ。
久保理事長は、動産評価の本質は企業実態の把握であり、融資は結果と強調する。
金融機関は、貸付をした後、決算書などのような定量評価をスコアリングして、実質放置する。
しかしながら、動産は不動産とは異なり、文字どおり動産の評価は変動するので、金融機関に、定期的に動産の状況を報告する必要がある。
例えば、動産には家畜のような、本当に動くものも含まれる。
融資実績としては、りそな銀行(NHKも取り上げていた)で約40億円あるようだ。
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