2009/08/31
国際会計基準は黒船か?
今朝の新聞各社が政権交代を伝えている。
此処石川県では、なんとか元森首相が小選挙区で勝った。
わたくしは、政治と宗教の話は極力しないこととしているので、事実のみを述べるにとどめておこう。
さて、日経ビジネス8月31日号「国際会計基準強制適用~売上半減、利益急増の驚愕」が面白い。
「企業を測るモノサシを世界中で1つにする、国際会計基準(IFRS)が2015年にも日本で強制適用になる。
日本の会計基準も動き出し、変化は既に始まっている。
当面の対象は、上場企業の連結決算だが、取引相手となる中堅・中小企業にも影響は及ぶ。
モノサシの変化とともに大企業の企業行動が変わるからだ。
IFRSは日本の企業をどこまで変えるのか。」
会計ルールが企業行動に影響を与える。
何度も取り上げている「購入かリースか」、「商品券の引当金処理」など、中小企業においても影響があるものばかりだ。
マイナーな論点で恐縮であるが、新株予約権付社債を発行する際、新株予約権と社債を区分するか一括して会計処理するかは会社の任意であり、これまた選択により財務諸表が異なってくる。
この国際会計基準、今後も注視していきたい。
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