2009/11/23
ハガキ道に生きる
「ハガキ道に生きる」を読む。
坂田道信氏が31歳の時、森信三先生に巡り合えた。
森先生から、こう指導を頂いたという。
「義務教育を終えた者なら、最低三つのことを実行しなさい。一つは挨拶ができること、二つ目はおじきができること、そして、三つ目がハガキを自由自在に書くことです。」
また、ハガキを書くと、気づきを得ていく。
「ハガキは書くものではない。書かせていただくもの」だと。
私は、どんな基本的なものでも、徹底に継続することで、深めていき、たくさんの事に気付くことを「毎朝の挨拶」で体験している。
私の経営は、本から学ぶだけでなく、「挨拶・おじき」での気付きから学んだ実践経営学だ。
坂田氏の凡時徹底は、ハガキを書くことなのだ。
毎日、ハガキを書き続けるのは手がかかる。坂田氏は、こう喝破する。
バブル時には、人々は商売とは手を抜くことと実践してきたが、手をかけたところこそ幸せがあると。
全くの同感である。
「セールスの成果は対面の回数である」とするならば、その対面の仕方は「直接会う」「電話で会う」「便り(ハガキ)で会う」の三つしかない。
便りを出すことで、商売という次元を超えると坂田氏は言う。
この突き抜ける感じは、このブログで伝えることはできない。
私も、「毎朝の挨拶とおじき」に、この「ハガキ」を凡時徹底リストに追加しようと決意したところだ。
私は、経営者は経営学の理論を徹底して本で学ぶと同時に、何か人間の資質向上のため、利益を超越する何かを実践するべきと確信している。
「ハガキ」を書き続けることもその一法ではないかと思う。
ブログを毎日更新するのも、「ブログ道」。
毎日、更新して、突き抜けた瞬間、本に出来たか?
タイトルは、「ブログ道に生きる」(笑)
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