2010/02/01
シュミレーションの本質
≪納税者への感謝≫
税金の納付は、日本国への出資と考えております。いわば日本国の株主として、国を良くする提言をできる権利を有していると思っております。ある日、益川氏のインタビュー記事を拝見し、若干の可笑しさをこらえつつ、納税という本質を捉えていると感心し、此処に紹介致します。
ノーベル物理学賞受賞が決まった益川敏英京都大名誉教授が26日、日本外国特派員協会で講演し 「われわれの理論は1カ月(でできたが)、検証には30年(かかった)。困難な実験をやりとげたグループと、大変金がかかる加速器建設を支えてくれた納税者に感謝したい」と発言。笑い声が起こると「冗談ではなく、科学というものは進歩するほど巨大になっていく。それを進めるには政府と国民の理解が必要」と真顔で強調した。(2008/11/26 共同通信より引用)
≪シュミレーションの本質≫
益川氏の世界は、自然科学であり、科学は実験が前提です。一方、社会科学は実験を前提としていません。従って、シュミレーションが大事なのです。言い換えれば、経営計画であり、その本質は実験です。1年間は、8,760時間であり、仮に稼働時間 1,879時間とした場合、人生の21.4%が仕事の時間となります。その時間制約の中で、社会科学の実験として、経営計画を策定します。
お客様のニーズや需要量を見込み、経営者の意図を社員に伝え、如何に行動に移すかなどのシュミレーションを常に考えることが肝要かと思います。
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