2010/02/08
農夫の1日
計画の大事さを例えた話で、「農夫の1日」が有名です。
「ニシオ式躍進経営の秘密」東川鷹年著/明日香出版社より引用させて頂きます。
ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。どうも病気にかかったらしい。とりあえず応急処置を施して、薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、一番大切な畑を耕すことができなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
(アクティ総合研究所・大西啓義氏)
引用終了。
この農夫は、最後に大切なものに気付きましたが、皆さまいかがでしょうか。あらゆる場面で、段取りの大事さを痛感いたします。
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