2010/03/29
命の値段
1.ベトナムの命の値段
ベトナムでは、人の命を安く扱っているため、生命保険という概念が希薄なようです。聞けば、ベトナムの自動車保険の対人事故の保険付保額は、対人1名当たり約10万円のようです。命の値段が10万円であれば、生命保険も必要ないということでしょう。
2.中小企業経営者の担保
多くの創業者は、ゼロから出発して、人脈や財産を築いてきました。お金も人もいない状態から、命を担保にして事業を始めました。経営者は、命を担保とする限り、命の値段は生命保険の加入額で決まります。経営者が生命保険に入る理由は、経営者自身の命が担保だからです。
3.人間の価値
人間はいずれ死に、日本式に焼けば最終的に灰となります。究極の最終形である灰の値段はいくらなのでしょうか。仮に無保険だった場合、命の値段はその灰の値段と同じであると思います。一方、生命保険で3億加入している場合、命の値段は3億円となります。
4.会計人の生命保険指導
大同生命の新規契約の約半分がTKC会計人によるものと言われています。職業会計人は、とくにオーナー経営者、事業主のお金をマネジメントする立場であるので、オーナーの標準保証額がわかるので、保険を指導できるのです。しかも、地方の会計事務所は、地場に密着しており、自社ビルを所有しているならば簡単に移動できるわけもなく、その会計事務所が事業承継に成功すれば、少なくとも数十年、お客様の保険を含む情報管理ができるからです。
機会があれば、御自身の命の値段と生命保険について考えては如何でしょうか?
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