2010/04/26
渦中の中小機構北陸支部でのこと
先日の金曜日(4月23日)の午後、相談員として、金沢駅前のパークビル10Fにある中小企業基盤整備機構北陸支部へと出向く。初回のガイダンスを受講中、何やら隣室でテレビの音が漏れ聞こえる。しかも何人も視聴している感じが伝わってきており、尋常ならざる感じもする。どうやら、国会中継のようなやり取りのようだ。
中小機構は、事業仕分けの対象であったかと思い、インターネットで「中小機構 事業仕分け」と入力すると、ズバリ。以下のような記事が出てきた。
以下、引用。
『鳩山政権の「事業仕分け」第2弾が23日午前、東京・日本橋の「TKP東京駅日本橋ビジネスセンター」で始まった。・・・仕分け作業は、蓮舫参院議員率いるAグループと、尾立源幸参院議員のBグループに分かれ、それぞれ国会議員3人と民間の「仕分け人」が加わる。午後は、昨年11月の事業仕分け第1弾でも取り上げた外務省所管の「国際協力機構」などが対象。前回の仕分けの結果が反映されているか検証するほか、・・・経済産業省の「中小企業基盤整備機構」も対象となる。』
うむむ。。。 ビンゴだ。
偶然、事業仕分け中の中小機構にいる!隣室の職員さんからは、国会議員の突っ込みに対して、苦笑と共につぶやきが漏れる。「わかってないな。。。」
中継終了後、職員さんの話を拝聴する限り、今回の事業仕分けは組織存続には致命的ではないようだ。わたくしもやはり中小機構は、社会的使命がある組織と思います。
<お知らせ>
株式会社木村経営ブレーン 木村岳二(きむら がくじ)
「中小企業の財務管理、資金調達(私募債発行など)、事業承継対策(財産権~相続税の試案、経営権~M%Aの可能性)、中堅企業の組織再編(合併、分割)、人事労務対策など幅広いご相談に応えさせて頂きます。
5月26日(水)13~17時に、金沢駅前のパークビル10Fで窓口相談しております。相談ある方で時間の都合がつく方いれば、対応させて頂きます。現在、中小機構は、事業仕分けの対象であり、その存在と意義をみなさんに周知して頂ければと思います。
(5月スケジュール)
http://www.smrj.go.jp/hokuriku/manage/consult/schedule/053156.html
<参考~>
事業仕分け結果(2009年11月26日)
行政刷新会議による26日の事業仕分け結果の詳報は次の通り。
【中小企業基盤整備機構に対する運営費交付金】人件費の引き下げや業務の効率化など「見直しをすべきだ」と判定。運営費交付金(要求額206億円)の約40%が職員の給与などの管理費という高コスト体質が問題視され、中小企業経営者のための退職金共済で約1兆円の積み立て不足が発生していることにも批判が集中した。全国9カ所に設置している中小企業大学校の民間移行も求められた。
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