2010/09/06
持敬の心と社内提案力コンテスト
先週、9月3日(金)の終日をかけて、社内提案力コンテストを開催しました。
日頃から温めていた着想を提案という形にして、社員全員がプレゼンテーションを行いました。
これからの時代は、人口が減少し、何も手を打たなければ事業発展できません。
西尾レントオールの経営理念の中で、<持敬の心>があり、提案力コンテストのプレゼンを拝聴しながら、これからは、持敬の心こそ大事と何度も思いました。
<持敬の心>
『 絶えず畏敬の念をもって 』
今の仕事の進め方がよいのか、もっとよい方法がないのかと、たえず自問自答して仕事の取り組みについて真剣に考えるべし。
おそれおののきの気持ちで日常業務を。
この西尾レントオールの経営理念は、江戸時代に石田梅岩によって起草された石門心学の「五つの心」をベースとしています。
江戸後期の心学者、鎌田柳泓の『心学五則』によれば、<持敬の心>をこう定義しています。
第一則『持敬(じけい)』
持敬とは敬を持つという事にて、万事うかめず怠らず、油断大敵という事を能(よく)知りて、朝夕恐れ慎むことなり。
今回の提案力コンテストは、記念すべき第一回であり、毎年、持敬の心で継続していきたいと思います。
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