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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2011/02/21

金融機関の本当の担保の意味

3.担保の意味
金融機関から担保を頂きますと言われた場合、どう考えますか。
中小企業を困らせてやろうという意図は決してなく、担保を頂けば、貸出をしている企業の格付けが上がります。
担保で格付けが上がれば、金融機関は、貸出金に対する貸倒引当金もそんなに積む必要がなくなり、金融機関の業績が上がります。
地域社会という車を動かすには金融機関と中小企業は車の両輪。
共に事業発展していかなければ、地域社会は成り立ちません。
担保として、メインの工場や本店などを献上しても、それが本当に実行された場合、企業は存続できません。企業はゴーイングコンサーン、継続を前提としており、このような担保が換金された場合、事業は継続できません。事実、担保の実行率はほとんどないようです。
私見として、担保の意味は、経営者の継続意思の最終確認と金融機関の業績アップと捉えることが大事では思います。
金融機関の貸出とは、将来のキャッシュインに対して貸付を行うことです。
担保とは、本当に換金できるものです。棚卸資産や売上債権、知的所有権など担保の幅がどんどん広がっていくと思います。
(続く)

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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