2011/07/04
人生の本舞台は常に将来にあり
4.人生の本舞台は常に将来にあり
1890年(明治23年)、最初の衆議院議員総選挙が実施された。尾崎行雄は、その年に33歳で立候補して当選した。以後、明治大正昭和戦後にかけて、大選挙区、中選挙区、小選挙区制を生き残って連続当選25回、議員勤続を60年続けた。
尾崎行雄の揮毫(きごう)が、今国会議事堂の隣の憲政記念館に石碑で刻まれている。
「人生の本舞台は常に将来にあり」尾崎行雄
財団法人 尾崎行雄記念財団 http://www.ozakiyukio.or.jp/
「あとは野となれ山となれ」という気持は無く、もう明日死ぬかもしれない、死ぬと思っていながら常に将来のために備えなければいけない。
そんな祈りにも似た強烈な思い、「老成に安ぜず将来に目を向けねばならぬ」という自戒を込めて警句を作った。
厳しい時代であればあるほど、今だけがすべてではない、明日のために何ができるのかを考えて死んでいった。
厳しい時代こそ、チャレンジ精神をもって、日本の元気を取り戻そう!
以上
特別講演「日本の歩むべき道」 小泉純一郎 元内閣総理大臣
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