2011/09/26
事業承継と経営理念の見直し
私は、事業承継の際、後継者に経営理念を見直しを提案しております。
経営理念とは、事業発展するため、社長の思いや使命を社内外に発表したものです。
経営理念が「会社が何のために存在しているのか」につき、誰にでも理解できるものになっているかどうかチェックが必要です。
⇒経営理念見直しのポイント
1.経営者の目的や目指す方向がはっきりしているか?
2.経営者の哲学、人生観、社会観、経営観、すなわちバックボーンがあるか
3.社長本人だけでなく、社員、お客様にも共感を得られるか?
4人間性や社会の本質に即したものか。時代を超えて超越できるか?
5.国内はもとより海外で通用するか
6.全社員が日常生活でも心の拠り所とできるか
7.理念を実践するなかで人が育つ方向になっているか
8.絵にかいたモチではなく、常に活かすことができ、また実践できるものか
9.企業が存続できる顧客創造、社会奉仕の要が入っているか
10.それらの結果、社会から報酬を得られ収益向上につながるかどうか
東川鷹年先生の「社員がワクワクして仕事をする仕組み」日本経営合理化協会出版局
203~207頁「経営理念を原点から見直す」参照。
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