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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2011/11/28

採用のポイントや採用基準の優先順位

中小機構北陸支部で窓口相談を担当しております。
下記の問題と回答は、ある日の相談を簡易的にまとめたものです。。。
「採用のポイントや採用基準の優先順位」につき、考えてみました。
≪質問≫
業容を拡大するため、営業マンを採用しましたが、すぐに辞めてしまいました。
採用基準は、「専門知識があること」、「営業能力があること」としました。
今後の採用に活かしたいので、上記以外の採用のポイントや採用基準の優先順位があればご教示いただけますか。
≪回答≫
1.仕事の結果について
稲盛和夫氏は、仕事の結果を以下の方式で説明しています。
(算式)
人生の仕事の結果
= 考え方      ×熱意    ×能力
(-100~100点) (1~100点) (1~100点)
(ポイント)
・人には能力があっても、熱意があっても、考え方が間違っているために、十分な成果を出さない人がたくさんいる。
・ 多少能力があっても、熱意があっても、考え方がマイナスだと掛け算なので全てがマイナスになってしまう。
・今は能力があろうと、なかろうと、強い熱意を持ち、プラス思考で行動すれば、人生の結果は必ず良い結果になる。
・ 考え方が間違っている人やマイナス思考の人は、自分だけでなく、社内に悪影響を及ぼすので、いないほうが良い。
(採用の優先順位)
採用する際、能力よりも考え方が肝要です。
代表の考えに賛同できるかが採用の岐路と考えます。考え方には、マイナスもあるから、 職場は「プラス思考の人間育成道場とすること」を徹底することが肝要です。
2.考え方と能力について
GE元会長ジャック・ウェルチ氏は、「会社及び社長の思想を理解でき、受け入れる、しかし、仕事の能力はない」という人に対しては、「能力のないことは気にするな、よい上司をつけます。」と説明しています。
一方、「会社及び社長の思考は受け入れないが仕事の能力はある。」という人に対しては、す「ぐに辞めてください。借金をしても退職金を払います。」との採用方針を立案しています。
3.まとめ
ジャック・ウェルチ氏も稲盛氏と同様、能力よりも考え方を重視しています。この点から、経営理念や考え方に賛同できる方を優先的に採用してはいかがでしょうか。

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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