2012/09/10
人生の真の成功とは
先日、母親から嬉しいことがあったと、会食時に聴いた。
会社で、水やりをしていたところ、当社のあるスタッフからお茶の差し入れがあったそうだ。
そのスタッフの心遣いに感動した。
さて、人生の真の成功とは何でしょうか。
創業者からの教えで、下記の表を頂いております。
事業発展計画書にも記載しており、人生の指標として、私も活用しております。
経営者にとって、「私心なき経営」の道標や役員・幹部の登用基準にもなると思います。
人生の真の成功とは
「優れた人格を持つことである」
財産とか、名誉とか、社会的地位とかの社会的評価は、表面的成功である。
―人間性は発達心理と自他の関係から、次のような7段階に区分されます―
○7段階 感化力のある人
高い人格、模範行動で、人や世を感化してゆく人
1.没我、超自我、一切個人我を捨てきって人類社会のために捧げる人
○6段階 包容力のある人
清濁あわせのむ人
1.個人我は、ほとんどなく、恩意識が高く、人の世のために尽し、受容の心、無限の愛情をもっている人
○5段階 指導力のある人
人を教え導き、チームをひきいる力のある人
1.個人として優れているだけでなく、集団としての力を引き出せる人
2.メンバーの個性を引き出し、チームリーダーとして組織目標を達成する人
3.部下を育てて任せ、部下の失敗は自分の責任とし、成功は部下の手柄にできる人
○4段階 開拓力のある人
問題があれば進んで解決にのりだす人
1.自分の限界を定めず、困難な問題に進んで取り組み、知識を創造し環境を開拓できる人
2.明朗、積極心、向上心、好奇心に富み、一貫持続力、行動力の高い人
○3段階 自立力のある人
権利、義務のわきまえがある、いわゆる一人前の人
1.共生意識、社会人意識が確立し、組織における権利義務のわきまえのある人
2.組織の規律を守り、生活の自己管理がしっかりでき、任された義務責任を果たすことができる人
○2段階 表面協調の人
表面だけで、言行一致しない人
1.表面上は人と協調するが、本心は別で面従腹背の人
2.組織への認識はあるが、自分の利害、安全安定を主にして、要領打算で動く人
3.依存心、責任回避、かけ引き、いいわけ、手抜き、サボり、ごまかしをする人
○1段階 自己中心の人
自分勝手で、わがままの強い人
1.自分中心の考え方、行動をとる
2.幼児的心理、協調性に欠け他を批判攻撃する、他罰傾向の人
3.自己責任の自覚がなく、自ら正当化するか、逃避する傾向がある人
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