2012/09/17
プロフェッショナルとは常にどのような状態であるべきか?
先日、茂木健一郎の話を聴く機会ありました。
参考になると思いますので、まとめてみます。
最高のパフォーマンスを全力で出し切るとき、その人はリラックスして楽しんでいる状態であるという。
これをフロー状態と呼ぶ。ゴール(課題)とスキル(能力・経験)が一致している状態。
ゴール(課題)=スキル(能力・経験)の状態を保ちながら、徐々にレベルが上がっていく。
この状態になると、ワクワク楽しい。
しかしながら、ゴールとスキルのバランスが崩れるとき、何が起きるだろうか。
○課題 ≪ スキル
努力せずに、簡単に課題が出来る状態。
退屈であり、時間もあっという間に過ぎる。
挑戦がなく、常に「ホーム」にいる状態。
「飛び級」をして、技術と課題の差を埋める必要がある。
○課題 ≫ スキル
課題が現在の自分には難題すぎて、不安になり自信がなくなる。
壁が高すぎて、乗り越えることができず、思わず壁によりかかり、体育座りをしている状態。
この場合、小目標を置いて、大目標を達成するためのステップとして、課題設定をする必要がある。
以上のことから、今の自分がベストを尽くせばなんとかできるような、少し難しい課題を自分に課すことが重要となる。
必要以上に難しい課題を課し不安か、成果が出ているからといって何の挑戦もせず楽して退屈な状態か。
真のプロフェッショナルとは、常に自分の状態をモニタリングして、課題=スキルの状態を自身で創り出せる人をいう。
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