2013/04/29
別次元のモノサシ
先日、北國総研ビジネス懇話会にて、久利氏の講演を拝聴する。
(絵は、金沢出身の鴨居玲氏の作品数点)
久利氏は、神戸市内の児童養護施設の子供さん達を沖縄へ連れて行くことを続けています。
http://kobe-shmk.com/yumemirai/
久利氏は、街づくりは人づくりを信念に行動をしています。
(翌日の北國新聞で紹介される)
講演の中で、俵万智さんの子供に対する考え方が紹介されていました。
2012年5月18日(金)NHKにて放映されたインタビューにて、俵万智さんは、東日本大震災で子供に対する心情の変化をこう語っております。(以下、引用)
「以前は、どういう子になってほしいですか?って聞かれたときに『人に迷惑をかけない』あと『自立した人になってほしい』ってなんとなくそう答えていたんですけれども、なんかそれには限界があるな、という気がして。
やっぱり人間生きていたら絶対迷惑をかけるし、一人では生きていけない、だったら、どうせ迷惑をかけるんだったら、こいつにだったら迷惑かけても、かけられてもいいなと周りの人から思われるっていうか、こいつのためだったらまあ一肌脱いてやろうと思われるような人になってほしいなと思うし。
あの、困ったときにこう助けてもらえる人間関係をね、作っていけるそういうのが生きる力かなというふうに思うようになりましたね」
単なる「良し悪し」ではない別次元のモノサシ。
「利他」に徹していけば、そのような形になっていくのかとも考えています。
論理を超越したリーダーシップの一つの形かと思い、更にこの考えを深耕していこうと思います。
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