2013/09/02
鎌倉投信(1)
先日、鎌倉投信「結い 2101」第4回受益者総会に参加して参りました。
鎌倉投信は、一言でいえば、伊那食品工業のような地域に尊敬される会社に投資をする会社です。
http://www.kantenpp.co.jp/corpinfo/rinen/index.html (伊那食品の経営理念)
私は、日本経済復興の鍵が此処にあると確信し、注目しております。この鎌倉投信で経営を学んでいるところです。今回の総会では、亀田製菓、フェリシモなどの社長からご教示いただきました。
・投資哲学
投資は「まごごろ」であり、金融は「まごごろ」の循環。心が先で、金が後。
・投資の判断
この会社が日本からなくなる損失と、投資して万一損失を被るリスクを較べれば、答えは迷うまでもない。
・「いい会社」とは
これからの日本に必要とされる企業、社員とその家族、取引先、顧客・消費者、地域社会、自然・環境、株主等を大切にし、持続的で豊かな社会を醸成できる企業
『 人 』・・・人財を活かせる企業
『共生』・・・循環型社会を創る企業
『 匠 』・・・日本の匠な技術・優れた企業文化を持ち、また感動的なサービスを提供する企業
・受益者総会で私が学んだこと
1.ルールはすぐ作れるが、風土作りは時間がかかる。良い作物を収穫するには土作りが必要。15年計画でその風土作りに挑戦せよ。
2.リーダーには徳が必要。どうすれば徳を積むことができるのか。それは、人のために時間を使うことができるかどうか。地域・社員のためのつながりを大切にできるかどうか。
3.リーダーの資質で最も大事なものは危機感。時間が解決する時代は終焉した。
4.人頼りの姿勢では輝くことはできない。補助金を受けて生き残る事業はないと思え。
5.入社式で社員に対し、「一生輝き続ける役割を与え続ける」とコミットできるか。
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