2013/10/14
いちばん大切なもの(メイク・ア・ウイッシュ)
「メイク・ア・ウィッシュ」大野氏の講演を聴く機会がありました。
「メイク・ア・ウィッシュ」とは、重い病気と闘う子供の夢をかなえるボランティア団体。
美緒ちゃんという女の子の夢は「絵本の出版をする」こと。
彼女は、小学4年のとき急性リンパ性白血病と診断を受け、12歳で亡くなっております。
絵本のストーリーは、トラブルばかりの6頭の動物たちが、宝探しの冒険に出かけ、困難を乗り越えることで助け合い、仲間になってゆく。
数々の試練を乗り越えてやっと見つけた宝物。その最高の宝物とは友達と結論づけています。
そのストーリーには、「同じ病気に苦しんでいる人を励ましたい」という願いが根底にあります。
病気の子供達にプレゼントする絵本につけるしおりに、美緒ちゃんの言葉が印刷されています。
つらいのは きみひとりじゃないよ
みんなでいっしょに がんばっていこうよ
てをつないで さあ
みんなでけんこう そだてよう
小さな子供が亡くなる前に他人の事を考えています。
利他の心とは。
メイク・ア・ウィッシュで学びました。
この記事へのコメントを書く