2015/02/15
歴史と体験
「海賊とよばれた男」(百田尚樹氏)を読んだ後、人の器とは、自分以外の利益をどれだけ考えられるかだなぁと強烈に感じました。司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読んだ後の衝撃に似ています。出光氏は、自分、自分の会社よりも「日本国の利益」を考えた。この本はベストセラーとなりましたので、この日本もまだまだ大丈夫と妙に落ち着きました。
(出光 佐三氏 1885-1981年)
さて、堺屋太一氏がこの本の解説を書いています。その冒頭、「人間にとって、自分自身の記憶にあることは体験であり、それ以前の出来事は歴史である」との記述があります。
感動した後のこの解説。本当に痺れます。
私は、1970年に生まれましたので、それ以前が歴史、以降が体験となります。金沢の会計事務所で体験を積み重ねていこう。
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