2015/04/18
地方創生の鍵
はじめに
第28回全国経済同友会セミナーに参加する。
テーマは、「戦後70年。地域活性化で日本の再生を。」
全国44経済同友会の有志が、地方創生の方策を模索した。
(4月17日金曜日北國新聞朝刊抜粋)
(4月16日の会場にて)
人材倒産時代の到来
アベノミクス効果で人手不足の時代に入りました。大手牛丼チェーン店がアルバイト不足を理由に、店舗を閉鎖するなど人材不足による経営悪化のニュースをよく聞くようになりました。医療・福祉分野、建設、そして会計事務所も例外ではありません。冨山和彦氏は、講演中、今後20~30年この状態が継続すると喝破しました。
(キレっキレっの冨山氏。著書「ビックチャンス」を拝読し、この人凄いと改めて思う。。。)
地方の時代待望論
以前は、就職難でした。地方の若者は、首都圏に職を求めていった。間違いなく首都圏主導型の経済でした。ところが、アベノミクスで採用難となり、地方の時代となった。こうパネラーの一人であるアイリスオオヤマの創業者は語り、その瞬間、会場は異様な熱気に包まれる。
(アツい大山氏)
そうだ、地方の時代だ。暮らしや子育て、ワークライフバランスを実現できる豊かな生活は地方、田舎でこそできる。こうした主張を若い人に伝えるべきだ。
例えば、東京に住む年収500万円の暮らしと同じ年収の地方での暮らしは、通勤や家賃、食費、子育てなどを考えると、地方の方が都会に比して感覚的に倍以上お得であると言える。都会の憧憬を持つ若者に訴えたい。豊かな暮らしは地方、里山、田舎にこそあると。
(冨山氏のパワポ)
地域活性化は、地方で生を受けたわれわれが生まれ故郷に尽くしていくという意識変革にあるなと感じ、会場を後にしたのでした。
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