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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2016/06/19

短期的には無駄なことを続けることができますか?

自創経営導入してから数年。

ランクアップノートを社員全員に渡し、月間目標・週間目標、身につけたい習慣をチェックして頂いております。

先日、賞与面談の折、全員のノートを確認したところ、チラホラ記入が不完全な方も散見された。

聴けば、月間と週間の記入が二度手間だから書かないという方も複数いた。無駄だからやらないという合理主義は短期的にはなるほど良いでしょう。ただ、長期的には人としても成長しないというのが私の見解です。

月間、週間のやるべきことを書き出して、優先順位をつけて、チェックしていく。基本的にはこれの繰り返しです。確かに二度手間でしょう。

経営者の方に経営計画を勧めたとき、計画を立案しても無駄であるとの感じに似ています。無駄だからやらない。

経営科学の本質は、私はシュミレーションと信じていまして、歩く前に、年間なり月間の目標ややるべき事をイメージする、具体的には書き出すことが、遭難しない一歩と思っております。

私は、3年日誌も継続しておりますが、日記をつける事自体、無駄なことかもしれません。ただ、時系列で横展開している日記を眺めていると、ふとした瞬間、気づきを得るときがあるのです。これを私は、日記の縦軸展開と勝手に呼んでおります。

蛇足ながら、時代や役割によって、当然ながら日記の中身も変わってくるでしょう。江戸時代の農民、明治時代のサラリーマンであった場合など、それぞれの日記は、各々の時代を背景にその人が背負う運命が横展開していく。こんな夢想も時には楽しい。

読書であったとしても、無駄なことかもしれません。ただ、読書をして、本の中身を大概忘れてしまっていたとしても、思考力の錬磨や文章力の向上、口頭での説明時、漏れなくダブりなく報告できるなど、報告のまとまり具合にも好影響でしょう。

無駄だとわかっていて、続けることが出来ることこそ、私は人間の貴重な資質と信じております。駄弁ったり、テレビを観ている時間があるならば、ちょこっとだけ、書くという内省する時間を持ってはいかがでしょうか。

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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