2018/01/21
「映画『タイムマシン』~神の目線」
はじめに ~ SFの世界
H.G.ウェルズの小説『タイムマシン』(2002年)を原作とした映画を鑑賞する。
ストーリーは割愛しますが、兎にも角にも80万年後の世界へタイムトラベルします。
80万年後の世界。
想像できますでしょうか。
映画の中で、主人公がかつて住んでいた場所を回顧するシーンがあります。
80万年後の今、草が生い茂る場所で、「ここはリビングがあった」と回想しています。
人間の目線では100年が限度。
80万年後には所有という概念も幻。
神の目線というものを感じました。
日本の所有権の始まり~明治維新後
今年(2018年)は、明治維新(1968年)から150年後。
日本において土地の近代的所有権が確立したのは、明治維新後です。
明治4年、廃藩置県。
明治5年、土地売買の自由が認められました。
昭和35年、不動産登記法改正により、現在の不動産登記の制度ができあがりました。
神の目線~所有衝動よりも創造衝動で生きる
私の住んでいる場所は日本海近隣にあり、80万年後は、海の底かもしれません。
また、現在の所有制度も崩壊しているかもしれません。
神の目線から考えると、創造衝動に重きを置く方が自明ということなのでしょうか。
自問自答しています。
この記事へのコメントを書く