2019/08/11
映画「セッション」からのメッセージ
衝撃的な映画を観た。
2014年制作の米映画である。
有名になりたい学生ドラマーと鬼のような師匠との熾烈な関係。
J・K・シモンズ演じる狂気の師匠は、弟子の限界を試す。
いまや禁じ手のパワーハラスメントの連続である。
事実、学生の親に訴えられて、師匠は学校を追われる。
師匠は、弟子を限界まで鍛えることによって、スターを産み出したかったのだ。
ある場面で、こう言う。
更なる成長を志す人をダメにする言葉は、この2つだ。
「Good Job」(よくやった)
これで現状に甘んじてしまう人がいかに多いことか。
こう独りごちる。
振り返ると、私が連発している言葉ではないか!
リーダーとして、耳障りの良い言葉だけでは、お客様にも部下にも良くない。
是々非々で、ダメなものはダメと言える勇気が欲しい。
部下の成長のため、ここ一番で苦言を言える度胸が欲しい。
来年2020年の曼荼羅シートの8つのうちの1つ「精神」の項目の軸に据えようと思う。
ただ、こういうことを言えるには、お客様と社員との信頼関係が前提だ。
真剣に成長を願うからこその言葉だからだ。
映画「セッション」ありがとう。
滋養を頂きました。
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