2020/11/15
特殊ノート 2020
今回は、私の業務用の特殊ノートである「ランクアップノート」について、書きたいと思います。
業務用が主ですが、税理士会や個人活動に至るまですべての企画や行動が記述されています。
私は、お金については公私混同を避けていますが、時間については公私を分けていません。
ずっと経営について思考していることもありますが、土日も休日も関係なく、このノートに思いついたことやらなんやらを記載しています。
朝、起床して1番にすることは、この特殊ノートで「今日何をすべきか」優先順位をつけることから始まります。(3年日誌もつけています)
このノートは予定ではありません。
もちろん予定も書きますが、挨拶する機会があれば、その内容も記述します。
研修があれば、サマリーも書くし、見込み客の名刺やキーマンの名刺もノートに貼り付け、ネットワークの付加価値アップにも繋げています。
また、仮説と検証を繰り返す「実験ノート」の側面もあります。
友人や提携先から学んだ経営企画を試す場でもあるのです。
思いつきや空想も時には含みます。
この「ノート」という響きは、知的なものです。
京都大学の故梅棹忠夫氏の「京大式カード」など記録するという行為に何とも言えないロマンを感じます。
現象や仮説を記述するという行為は、一級の「知的生産の技術」と考えております。
思考の整理学として、ノートの記述を「分類、整理、統合する」ことは、個人的に有効であると思います。
我々の知的資産である「巡回監査」も、自然科学の観察に由来しているものと推察しております。
毎月、お客様に出向き、事象を観察し、変化や課題を抽出し、まとめ、報告する。
さて、いよいよまとまらなくなってきましたが、今回は「ノート」についての想いれを徒然に回想してみました。
ただ、全くノートを書いていない方もおりますが、それはそれで良いかとも思っています。自身の正しさを他の人に押し付けることは私の主義ではありません。
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