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「木村経営ブレーン」グループは、北陸3県の中堅・中小企業、医療介護福祉機関のお客様に 税務会計業務・経営コンサルティングを提供しております。「木村経営ブレーン」グループが 社会のインフラとして必要な存在であり続けるにはどうしたら良いのか。 ブログを通じて日々の思考を綴っております。 私の学暦(学習暦)をご覧ください。

2021/05/02

終身年金の活用 2021

過日、ご紹介した「Die With Zero ゼロで死ね」(ダイヤモンド社、2020年9月29日発行)。

私が至る所でこの本を紹介している中で、響いている人は響いている。

これが実感です。

 

現状

1.死ぬまでに使い切れないお金を貯めることばかりに労力を注いでいる

2.お金の残高の最高値が死ぬとき

3.「人生を楽しまない」不安よりも「お金が足りなくなる」不安が大きい

4.加齢が進むと、活動量も減り、高齢者ほどお金を使わない

 

この現状を鑑みて、長寿リスクを勘案した保険の活用を提案しようと考えています。

現在の日本の人口年齢分布を概観すると、100歳以上が8万人。

女性が88%を占める。

 

富裕層の多くにインタビューすると、ある事実がわかりました。

貯金が減る。

これが嫌だ。

気に入らない。

不安だ。

現金が減るという事実に耐えられない。

この事実が分かりました。

だから、預金が死ぬときに最高値になるのだと。

 

ある富裕層の方が高齢の母親に贈与したお金があります。

今まで苦労をかけた。好きなことに使ってくださいと。

亡くなった時、そのお金は結局、全額貯金となっていたことが判明し、その富裕層の方が落胆しておりました。

健康で動けるときではないとお金は使わないと。

 

では、生前にお金を保険会社に預け、毎月、死ぬまで使い切っても良いお金が振り込まれるという発想に転換してはいかがでしょうか。

最初にお金を別の財布である終身年金に置き換える。

置き換えた時点からは、お金は減りません。

毎月、定額のお金が振り込まれ、使い切るだけです。

どれだけ長寿になっても、亡くなるまで振り込まれます。

だから、安心してお金を使えます。

これが長寿リスクに対応した終身年金の発想です。

現在、日本で販売されているお勧めできる終身年金は、マニュライフ生命パワーカレンシーです。

「ゼロで死ぬ」発想から産まれた保険。

欧米的発想が日本に根付くには時間がかかると思いますが、参考にしていただければと思います。

長寿家系で富裕層の女性が主な対象かと推察しております。

 

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プロフィール

名前
木村 岳二(Kimura Gakuji)
年齢
1970年生まれ A型
職業
会計事務所経営
メールアドレス
g-kimura@kkb-jp.com

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