2021/05/09
男はつらいよ 2021
GW中のステイホーム。
ネットフィリックスで「男はつらいよ」全作が鑑賞可能と知り、シリーズを再鑑賞した。
渥美清が車寅次郎を演ずる。
寅さんは、夏祭り、正月の前に柴又へ帰ってくる。
おいちゃん、おばちゃん、妹のさくら、妹の旦那の博が茶の間の円卓で寅さんを囲む。
そして、タコ社長がその輪に加わる。
大概は、揉めて、寅さんはまた旅に出るわけです。
寅さんの語りは、風景が想起される。
これがすごい。
五感で感じたものすべてを語りつくす。
「夜、汽車に乗ってる。ガタンゴトン。ポー。汽笛が鳴る。ふと周りを見渡すと皆寝てる。俺だけがなぜか寝れない。そんな夜だ。窓の外を見ると、家々に明かりがついている。その家には家族が集い、夕食を終えて語りあってるんだな。そう思うと、柴又のとらやを想いだす。さくらは元気にしているかな。そんなとき、皆の顔が浮かんで、ふと涙がでてくるのさ。」
渥美清氏は1928年(昭和3年)生まれ。(1996年死去)
張作霖爆殺事件(奉天事件)が起きた年に産まれた。(同年生まれの伯父は今年93歳)
「男はつらいよ」は、昭和史の学習でもあります。
フーテンの寅さんの聖地 浅草訪問(2) 2018 | 税理士法人木村経営ブレーン / 株式会社木村経営ブレーン (kkb-jp.com)
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