2021/12/05
コロナウィルスと貪瞋痴 2021
1.ウィルス感染症の状況について
今年も新型コロナウィルス感染症拡大に翻弄された1年であった。
目に見えないウィルス感染症との闘いから共生へと移行した1年というべきでしょうか。
ただ、最近、ウィルス感染症が鳴りを潜めております。
周りのドクターに、今回の収束の要因を問えば、「ワクチン」であると回答頂くので、ワクチンによる「集団免疫」が要因なのでしょう。
しかしながら、今回の新型コロナウイルスの収束に関し、人間の戒め、教訓に昇華しても良いのでないかという私なりの仮説を披露します。
なんの医学的根拠もなく、仏法の言葉の引用から好き勝手に自由気ままに述べます。
2.仏法の言葉
仏法の言葉に「貪瞋痴」(とん・じん・ち)という言葉があり、人を戒めております。
貪(とん)とは、自分の好むものをむさぼり求める貪欲。
瞋(じん)とは、自分の嫌いなものを嫌悪すること。
痴(ち)とは、迷い惑う愚痴。
とりわけ、人間の欲望として、貪は際限がない。
成功者の方で没落している方の多くは、「貪」が要因でないかと推察しております。
3.ウィルスの「貪と自滅」
ウィルスにも欲望があるとすれば、あまねく自身のウィルスを拡散したいのではないかと。
ならば、貪にはきりがなく、増殖を繰り返していく。
ところが、あまりにも性急に拡散したいときに、何かの拍子に自滅したのではないか、人間同様、もっともっと欲しくなり、自滅するのと同じなのではないかと。
ウィルスも生き物ですからね。
何はともあれ、飲み薬などを服用しつつ、ウィルスと共に生きていくほかはないと再考しております。
「貪すれば貧する」、「貪すれば窮する」と言う故事があります。