2022/01/16
苦労と安楽 2022
はじめに
「楽は苦の種、苦は楽の種」と思います。
「人生、楽ありゃ、苦もあるさ~♪」の水戸黄門の歌を借りるまでもなく、そう思います。
これまでの経営を振り返ると、喜びも悲しみも「人」に尽きるなと思います。
苦労も安楽もすべて「人」。
1.人の採用について
事業計画で果たして何人「採用」するか、事業のスタートアップ時がとくに悩むことでしょう。
開業時の採用は、赤字にならないまでも、事業主の所得、生活費に直結します。
短期的な視野でいけば、言い換えれば、本能に従えば、採用は控えたい。
先ずは、自身の所得は確保したい。
ところが、中長期的に拡大を前提とすれば、採用して社員を育成しなければならない。
勇んで、苦労をしょい込むわけだ。
社員の採用と育成は、先行投資に他ならない。
2.苦労と安楽
採用も育成も苦労の連続であり、3年経ってようやく一人前となったら、今度は辞めるときた。
こんなことを繰り返しているうちに、楽になる時期もある。
採用も育成を止めてしまうと、確かに楽ではあるし、利益も出るでしょう。
ただ、中長期的には伸長しない。
こんなことを日頃、考えてます。
3.少数精鋭と拡大再生産
私の行きつけの散髪屋さん(3週間に1回のペースで通う)は、若い子の採用も育成も止めた。
一からいやゼロから教えるのは、本当に骨が折れる。
そして、本当に疲れる。
自分で全部やったほうが早くてお客様の満足度も高い。
これはこれで良いと思う。
少数精鋭も良いなと正直思います。
事業計画において、「少数精鋭」か「拡大再生産」のどちらかを志向しているかどうか。
この事業計画の考え方次第で「採用」が決まる。
当グループでは、「拡大再生産」を計画しているので、2022年も4名の採用を決めておりまして、今年も育成の苦労をして参りたいと思います。
いずれ、安楽になることを信じて。
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