2022/07/10
自創経営研修2 2022
私の使命は、木村経営グループの長期利益の実現であることから、2018年(平成30年)入社の方から、新人研修の講師を務めている。
多くの研修企画は、知識を新人には与えるが、グループの理念や知識は誰も教えてくれない。
対象は、9名。
2021年(令和3年)入社5名。
2022年(令和4年)入社4名。
研修を終えた後の楽しみが、受講者のレポートである。
すぐに私だけでなく全社員に対し、グループウェアによって共有される。
受講者9名のうち、2022年入社のT氏のレポートが秀逸であったので、その抜粋を引用したい。
本日は木村社長による自創経営研修の2回目に参加させていただきました。
事業発展計画書に沿ってこの会社の歴史を振り返り、この会社がどのような困難を乗り越えどのように成長してきたのかを知りました。
今回の研修で特に心に残った部分は「ランクアップの三角形」についての部分です。仕事の中には、①成熟業務領域②中心業務③未開拓業務の3つの領域があり、この3つの領域から成る三角形を拡大していくことが個人、組織の成長の証であるというものです。そして大切なのは①の十分にできている業務だけで満足するのではなく、③のまだやったことのない業務に自ら取り組んでいくことだと学びました。私自身少し慣れた業務だと安心し、初めての業務だと不安で進んで挑戦していないという状況だったので、未開拓の業務に挑戦し能力を向上につなげていきたいです。
また、今回のお話の中でお客様のデータの蓄積を大切にするというものがありました。下請けの関係からスタートし、そのお客様の財務データを蓄積していくことで、お客様にとってなくてはならない指導する立場へと変わるのだと教えていただきました。膨大な財務データに触れる事でその会社の経営をより深く理解できると思いますし、相手からの信頼も厚くなると思うので、新しい業務への挑戦だけではなく記帳代行などの基本の業務も丁寧に行うよう心がけます。
研修を通して、時代が変わっていく中で社長や役員の方々、先輩方が試行錯誤を繰り返してきたことで今の会社があること、そして若手の私達に期待して指導してくださっていることを改めて感じました。今後は自分のためだけではなく誰かのために、という意識を持ちながら未来に向けた努力をし会社の発展に貢献したいです。
本日は貴重な研修の機会をいただきありがとうございました。
この記事へのコメントを書く