2022/08/14
自創経営3 2022
私の使命は、木村経営グループの長期利益の実現であることから、2018年(平成30年)入社の方から、新人研修の講師を務めている。
多くの研修企画は、知識を新人には与えるが、グループの理念や知識は誰も教えてくれない。
対象は、9名。
2021年(令和3年)入社5名。(今年で卒業)
2022年(令和4年)入社4名。
研修を終えた後の楽しみが、受講者のレポートである。
すぐに私だけでなく全社員に対し、グループウェアによって共有される。
受講者9名のうち、2021年入社のM氏のレポートが秀逸であったので、その抜粋を引用したい。
感想:本日の講義で強く感じたのは、会計事務所にとっては新人であるとかベテランとか関係なく、一人一人が会社の命運を担っているということを強く感じました。
僕らの嘘が最終的には社長の税理士としての資格はく奪の可能性があるということを感じるとより一層誠実に対応していかなければならないと思いました。
また、監査報告書で「特になし」というのはあり得ないということで、自分が些細だと感じる事でも、色々な情報が詰まっていて新たなチャンスに繋がることがあるかもしれないと思うと、しっかりメモをして報告する義務があると感じました。メモは会社のみならず、関与先とのクレームの際にも重要な証拠になると考えているので、疎かにすることは決してならないと思いました。
また、この昨年より続いた社長による自創経営研修で、社長自身の考え方や関与先様との接し方等学んだことは多岐にわたりますが、私自身一番重要だと感じたのは、僕らの意見を真っ先に否定することなく、聞いてその結果「面白い」や「このような考え方もある」といった社長の僕らへの接し方が一番の学びでした。経験値や人格ともに未熟なものに対して同じ目線で考えてくれたことはとても嬉しく感じました。今後、後輩が出来たときや関与先様での接し方以外に日常生活において非常に大切なことだと感じました。
今後も社長の考え方等を定期的に聞ける機会がありましたら良いなと感じ、その日を楽しみにしています。また、一緒に働ける機会ができるように日々精進したいと感じました。
お忙しい中貴重な経験をさせて頂き誠にありがとうございました。
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