2023/02/05
DXは経営をリノベーションする 2023
過日、TKC九州会共済制度等推進委員会中小企業特別支援特別セミナーにてパネルディスカッションの講師を務めさせて頂きました。
パネルディスカッションの前に、基調講演として、独立行政法人中小企業基盤整備機構(いわゆる中小機構)中国本部の中小企業アドバイザー(経営支援)中村伸一氏より、「DXは経営をリノベーションする」と題した講演を聴く。
DXとは、デジタルでビジネスモデルを変革(トランスフォーメーション)すること。
トランス(Trans)なのに、なぜXなのか?
TransとCrossは同義語であり、Crossは視覚的にXだからということらしい。
DXのためには、先ずは業務フロー(流れ)を描き、視覚化する。
デジタル化するためには、デジタル化できる業務を浮かび上がらすことが肝要だ。
中小機構では「IT戦略ナビ」でデジタル化の課題の視える化が可能であり、デジタル化の突破口となろう。
実際に簡単な質問に答えていくと、必要なIT投資が明確化となるから不思議だ。
「課題の抽出」さえできれば、あとはITのプロに依頼すれば良いだろう。
ユニクロと旭酒造(獺祭)。
共通点として、山口県が本社であり、後継者が主体的にデジタル化でリノベーションした。
ここで、後継者が経営に参画するタイミングは、小規模企業共済加入の時期と軌を一にする。
平成23年(2011年)に共同経営者も小規模企業共済に加入することができるようになった。
今、後継者がDXを土台に事業拡大をしている地域が九州のようだ。
「ツギノ九州~継ぐモノたちのstory~」九州で活躍するアトツギたちによる「承継」と「挑戦」のストーリーをご紹介します (meti.go.jp)
DXに取り組もうとしている後継者。
経営参画する際、小規模企業共済にも加入してほしい。
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