2023/04/30
理想を掲げて暗夜を行く 2023
今、北陸税理士政治連盟石川県支部の幹事長を拝命しております。
そして、広報委員長も拝命しております。
こうした会務に注力できますのは、優秀な創業者と社員にお支えを頂いているからであり、感謝しております。
社員の心の声を傾聴するべく、謙虚な姿勢で日々過ごして参ります。
さて、この度、日本税理士政治連盟の広報誌に「南十字星」というコラムを執筆を頂く機会を頂きました。
ドラフト段階ではありますが、下記に記載したいと思います。
『理想を掲げて暗夜を行く』
司馬遼太郎氏の「竜馬がゆく」を再読すると、徳川家の武家政権から国民による議会制度への革命がいかに成し遂げられたか再確認することができる。「日本は、幕法によって徒党を組むことは最大の罪になっている。ところが驚いたことに英国や米国などは公然と徒党を組み、徒党が正論をおこし、他の徒党と大論議を戦わせて一国の政治を動かしている。それが議会というものだ。」と坂本竜馬が語っている。
夜明け前が一番暗いという。江戸幕府最期の暗夜においては、国民主権の議会制度の確立という「一灯」を掲げて大政奉還を成就させた。そして、明治維新の立役者である長州藩や薩摩藩などが中心であった政治家は、今や国民選挙によって選ばれている。
維新から150年を過ぎた今、民主主義の根幹は我々の選んだ政治家にかかっている。これからも、混沌とした暗夜のなか、税理士制度の維持発展という理想を掲げて、良き理解者である国会議員をこれからも支援して参りたい。
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