2014/07/05
「経営改善計画策定支援」<258>
「経営改善計画策定支援」<258>
(7/5)
1日にTKC北陸会第1回理事会と懇親会に出席した。
相談役を拝命しているので、年に1~2回出席させていただいている。
今回は以下の事業の重要性を再認識させられた。
平成24年8月に施行された中小企業経営力強化支援法に基づき、経営革新等支援機関は平成26年5月で21,535機関が認定された。
そのうち、税理士・税理士法人・公認会計士は18,213機関と全体の85%となっている。
この事業は、約2万社の金融支援を必要とする中小・小規模事業の経営改善計画を支援するため、405億円という予算が投じられている施策です。
当事業は当初、平成26年3月末現在で2,281件にとどまり、平成27年3月末まで延長されているところです。
そこで平成26年3月にTKC全国会は平成27年3月までに利用申請の7,000件を実現する「7,000プロジェクト」を立ち上げた。
プロジェクトリーダーの斎藤保幸会員のチェックリストをビデオで拝見したがTKCモデルといえるので以下にご紹介します。
1、支援対象関与先のリストアップ
(1)、年商3億円以下(中心は年商1億円以下)の関与先
(2)、保証協会付融資がほぼ100%の関与先
(3)、営業キャッシュフローはプラスだが、約定返済年までのキャッシュフローには満たない関与先
(4)、経営改善に取り組む意思を説得できる関与先
2、関与先に提案すべき金融支援
(1)、既存借入金の条件変更
(2)、借り換え融資
(3)、新規融資
3、事務所の活動数値目標
(1)、6月までに監査担当者1人最低1件
(2)、12月までにさらに1件
4、支援業務の報酬基準
(1)、経営改善計画書策定支援…450,000円(補助金300,000円、関与先負担150,000円)
(2)、モニタリング支援…年150,000円を3年間(補助金100,000円を3年間、関与先負担50,000円を3年間)
(3)、担当者への褒賞金…総額270,000円(報酬総額900,000円の30%)を入金基準で支給
「成果事例コメント」
◇、本気でぶつかり社長の経営者魂に火を点ける。
◇、社長に現実を直視してもらい一歩踏み込んだ支援を。
◇、苦しむ社長の不安を取り除くため行動あるのみ
◇、社長へのヒアリングで事業への思いや課題を引き出す。
◇、現場別の原価管理徹底に重点を置き、体質改善を支援。
中小企業の経営支援の担い手になろう!
写真…6/24鞍月パーク
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