2015/06/25
「TKCタックスフォーラム2015」<293>
「TKCタックスフォーラム2015」<293>(6/25)
TKCより特別招待され、19日にリーガロイヤルホテル東京(早稲田大学近く)へ。
東京までは初乗りで金沢発6時の北陸新幹線で向かう。
グランクラスも初めて乗った
飲み放題との謳い文句ではあるが、研修だけに缶ビール1個で自粛。
弁当はまぁまぁ
スリッパの備え付けとリクライニングシートは飛行機ファースクラス仕様。
乗客は僅か3名、富山から乗車は2名。
グランクラス利用料金は飛行機並みで、東京出張は新幹線グリーン車で充分。
研修内容は次の通り。
1、TKC千葉会研究発表(九名)…テーマ「税理士の専門家責任~リーガルマインドと紛争予防の視点から~」
税理士の専門家責任に関する法的根拠と現状を整理し、法律家としての職務を検証。
最近の租税裁判例や税理士損害賠償訴訟などの動向に鑑みて、税理士が身に付けるべき紛争予防を年頭に置いたリーガルマインドの必要性を研修。
2、講演…テーマ「マイナンバー制度の概要と税務について」
講師、国税庁長官官房企画官 猪野茂氏
平成27年10月からのマイナンバーの通知、平成28年1月からの利用開始。
マイナンバーは、社会保障・税・災害対策の3分野での利用からスタートするが、税理士のの必要な手続きについて解説。
また、特定情報の取り扱いや法人番号についても併せて説明を受ける。
3、講演と対談…テーマ「租税訴訟における要件事実の考え方~裁判官による法的判断の構造~」
講師…創価大学名誉教授・弁護士 伊藤滋夫氏
専修大学法学部教授・弁護士 増田英敏氏
税務にかかわる紛争を含むすべての法的紛争は、最終的には裁判所において確定的に解決される。
裁判官が事件についての法的判断をどのような仕方で行っているかは、税務調査の段階から、審判、訴訟に至るまできわめて重要で、そのような法的判断の構造を考える理論が要件事実論である。
租税裁判例に即して説明を受けた。
写真…6/14、相田宣昭さん葬儀の帰り道で。
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