2015/07/15
「腰痛は怖くない!劇的に改善の可能性」<295>
「腰痛は怖くない!劇的に改善の可能性」<295>(7/15)
日本人の4人に1人、2,800万人が腰痛に悩んでいる。
12日にNHKスペシャル「腰痛・治療革命~見えてきた痛みのメカニズム~」を見た。
最近の医術では、筋肉の癒着であるコリはピンポイントの薬注射で、あっという間にコリがほぐれる。
また、骨の異常で起きる椎間板ヘルニアは日帰りの内視鏡手術で治る。
一方、治療しても効果が無かったり原因が分からず手立てが無かったり痛みが3か月以上続く「慢性腰痛」は急増している。
2,800万人のうちの半数1,400万人が慢性腰痛と言われる。
最近の研究では、その原因は体ではなく脳に原因があると分かり「脳のリハビリ」と言われる腰痛克服法が注目されている。
その対策法とは体を動かして恐怖心を除去する方法だ。
椎間板ヘルニアやぎっくり腰の大半は3か月経過すると改善されると言う。
腰痛の痛みは脳の「DLPFC」という部分で治すが、その部分が衰えると腰痛が慢性化する。
その植え付けられた恐怖心が取れないことが原因である。
「魔女の一撃」と言われる腰痛は脳に強く記憶されている。
カナダのマギル大学の研究で脳に原因があることが分かった。
その痛みから解放される方法は。
第一弾…ヘルニアの9割は自然消滅するので、動くことが一番の薬です。
映像を使って繰り返し「腰痛は怖くない」を脳に働きかける。
そして「痛みの回路」が無くなる。
(オーストリアではテレビで映像を流し劇的に改善され医療費が激減したと言う)
第二弾…一回三秒、腰に手を押し込み反らせる。
それで恐怖心を無くなることで腰痛が解消する。
第三弾…「認知行動療法」カウンセリングと20種類の運動をして記録する。
痛みと付き合い必要以上に恐れなくする療法。
脳が改善されることが立証された。
日本では現在、「認知行動療法」は健康保険の適用は無い。
腰痛のある人は試して見てください。
写真…6/14、路端にて。
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