2015/11/15
「どんこ舟に乗って白秋祭水上パレード」<307>
11月2日~4日まで、(公社)日本医業経営コンサルタント協会の向江健治副会長および杉田圭三副会長と情報交換を行った。
また、福岡では紀伊國献三先生、竹田秀先生、立花洋介先生、辻守矢先生にお会いした。
5日~6日に福岡で第53回日本医療・病院管理学会学術総会が開催された。
向江副会長には、すっかりお世話になった。
阿蘇山ドライブ、大宰府天満宮、九州国立博物館の特別展「美の国日本」、観世音寺、白秋祭、古賀ゴルフクラブにご案内いただいた。
「やま中」でのふく料理、天神屋台「玄海」での天ぷらやジャズバーでのひとときは楽しかった。
圧巻は水都・柳川市で開催された「白秋祭水上パレード」である。
詩聖 北原白秋は昭和17年11月2日に57歳で亡くなった。
毎年、白秋先生の詩歌の母体となった「ふるさと川柳」で先生の遺徳を偲び、ご命日を挟んで「白秋祭水上パレード」を続けている。
本年は第63回目。
約80隻の「どんこ舟」(どんこは魚の名前)が夕刻6時に城堀水門より順次 川下りをする「お堀めぐり」である。
私が乗った舟は、向江氏知人の地元公認会計士の立花洋介先生がチャーターした「税理士法人TACHIBANA」号。
川沿いには、コーラス、ブラスバンド、無形文化財どろつくどん、琴演奏、日吉太鼓、大正琴、水天宮囃子、沖の石太鼓、日吉雅楽、独唱などが催されている。
また、水上あんどん、水車、かがり火が設置され、花火による市民の心のこもった歓迎があり、フィナーレは仕掛け花火と打ち上げ花火を至近距離の舟から鑑賞できた。
北原白秋は「雨ふり(雨雨ふれふれ…)、待ちぼうけ、からたちの花」など聴いたら誰もが知っている作品を数多く残している。
処女詩集「邪宗門」、詩集「思ひ出」、詩歌集「東京景物詩」や「桐の花」、童謡集「とんぼの目玉」や「赤い鳥」などを次々と発表する。
故郷柳川を舞台にした写真集「水の構図」では「水都柳川は我詩歌の母体である」と述べている。
日を前後して「ブラタモリ・福岡版」や「にっぽん縦断 こころ旅・福岡版」が放送され、そして8日からの大相撲九州場所で関取衆の姿も。
地元出身に琴奨菊や魁皇がいる。
福岡県は人口509万人、県庁所在地の福岡市は人口152万人。
福岡市の人口増加率と若者人口比率は全政令都市の中でトップであり、街中に活気が感じられた。
写真…どんこ舟
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