2015/12/05
「山岡鉄舟ゆかりの宿・二葉」<309>
12月3日に杉田圭三先生のお世話で高坂カントリークラブで開催された「CECゴルフ同好会」に向江健治さんと共に参加した。
交流会で埼玉地元の神田正さん、笠間益伸さんに出会う。
お二方とは以前に「STLOWS倶楽部」と「CEC経営塾」の共同海外視察でご一緒させていただいたことがある。
神田正さんは一大チェーン「熱烈中華食堂日高屋」を運営する株式会社ハイデイ日高の代表取締役社長である。
東京・神奈川・埼玉・千葉・栃木に325店舗を展開。
12期連続増収増益で年商320億円。
私がアメリカ旅行で経営を熱く語り合った時は30店舗に満たなかったが、1999年に東証一部上場を果たす大会社にされ、今も第一線で活躍中である。
別品目を扱う外食チェーン会社を二社目の上場を果たすのが目標だと熱く語られた。
私よりも2歳上だが元気そのもの、一緒の組でラウンドさせていただいたがネット74.8で優勝された。
ますますのご活躍を期待しております。
さて、2日の宿は創業260余年になる山岡鉄舟ゆかりの割烹旅館「二葉」。
以前にも宿泊しており女将さんの顔を覚えている。
そのとき、台風が進路を金沢方面から急遽埼玉方面に変更し翌日のゴルフが中止になって、私が「嵐を呼ぶ男」と呼ばれる由来になった場所である。
14代八木忠太郎氏に国指定登録文化財の建築をご案内いただいた。
旅館の看板は鉄舟の自筆によるもの。
山岡鉄舟の最大の業績は、「江戸城無血開城」の実質的な立役者で、時の15代将軍徳川慶喜の使いとして駿府に出向き官軍総大将の西郷隆盛に直談判し、事実上庁朝幕の話し合いの下地を創り、その後の西郷と勝海舟の会談に関与同席し、江戸城無血開城になり江戸が戦火より免れた。
旅館でいただいた「忠七めし」は、山岡鉄舟から8代目当・八木忠七に示唆して作られたもので日本五大名飯の1つである。
温かいご飯に新鮮な海苔を加え、独特のつゆをかけてお茶漬けのようにいただくが、わさび、柚子、さらし葱などの薬味が添えられ、とても風味がある。
杉田圭三先生には、すっかりお世話になりありがとうございました。
写真…品川のグース前で。
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