2016/07/15
「参議院選挙の投票率」<331>
10日の参議院選挙開票で参議院の新勢力は与党146(+11)、野党96(-10)となった。
また、改憲勢力が全議席の3分の2超を占めた。
これで衆参両院で憲法改正の発議が可能となった。
今回の参議院選挙では、70年ぶりに選挙権年齢が18歳と19歳に引き下げられ、新有権者数は240万人も増えた。
政府は全高校生に副教材を配布するなど主権者教育や啓発に力を入れた結果、投票率は抽出調査で45.45%(18歳51%、19歳40%)となっている。
石川県の18歳と19歳の推定投票率は48.31%った。
全国の平均投票率は54.7%で過去4番目の低さだった。
石川県は56.88%。
日本国民であるのにも関わらず、投票しない人が半数近くいるのは驚愕だし、国民主権の放棄だと言われてもしかたない。
義務を行使しないで「ごたく」を並べて権利を主張する風潮は困ったものである。
企業においても同じだ。
選挙結果を受けて安倍首相はアベノミクスを一層加速すべく大胆な経済対策を実施すると表明した。
英国のEU離脱や円高傾向で景気の不透明感が増す中、零細・中小企業の対策にも万全を期して欲しい。
写真…朝顔(7/12小松にて)
ともに考え汗を掻く 社会の一員でありたいものです。
かつて、愚息が少年の翼で、北海道へ。「働かざるもの食うべからずの村」に入村体験していたことを思い出しました。