2017/02/15
「人生、非常識な常識365+1日」<352>
昨年10月21日の研修会に名刺交換した講師の後藤文良税理士から標題の著書をお送りいただいた。
発行は文藝春秋社で、副題は「へそまがり流 、毎日を幸運にするヒント」とある。
筆者の後藤文良税理士は1952年愛知県生まれの65歳。
30歳で税理士開業してから35年。
著書は閏年の366日を日記帳形式にして気づいたことを短い言葉でメモったものだ。
先生は、「世界のしくみ」や「人が動く原理」など、気づいたことを表している。
「はじめに」の文中から抜粋してご紹介したい。
一見すると、嫌なことも、それらには一つ一つ意味があります。
自分が気づかないだけかも知れません。
不幸も幸福もそんなような気がします。
向こうからやってきたりするものではなく、気づくことではないかと思います。
目の前に川が流れていても、幸も不幸も運不運もあっても、自分の意識によってそれをつかむだけのような気がします。
関心がなければ流れていることにさえ気づきません。
関心があればつかむことが出来ます。
チャンスもそうです。
やってくるのではなく、発見することのような気がします。
自分の前に常に流れているのではないでしょうか。
発見したり気づくことがいかに大切かということだと思います。
物事に意味を持たせることになります。
そうすると、一見嫌な経験も意味のあるものになるでしょう。
先生は身の回りの事象を多面な視点から、それを前向きにプラスに捉える感性がすばらしい。
ものごとの本質や人間の本音を見抜く力に感心した。
写真…水仙の花(2/4、自宅近くで、寒中に咲く可憐な美しさ。)
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