2018/06/05
「私が思う、リーダーシップのあり方(その2)」<399>(6/5)
5月31日に行われた(公社)日本医業経営コンサルタント協会の次期会長選挙で副会長の永山正人氏が現会長に勝ち内定した。
6月21日の定時総会で承認される。
私も顧問として永山氏を推薦していただけにほっとしている。
選挙は戦いだから出来れば避けたいところだが、やむを得ない状況だった。
私が思う「リーダーシップのあり方」とは…
1、公私混同を判断はもちろん、行動も絶対してはいけない。
他人は見て見ぬふりをしがちだから、リーダーは自分で律する勇気と見識が必要だ
2、「李下に冠を正さず」、「瓜田に足を入れず」の諺の如く誤解を招かないよう行動に注意しなければいけない。
3、これまでの先達者と今支えてくれる人に感謝する。
自分は構成員の代理者であるとの意識を持つ。
自分があって組織があると思うのはとんでもない錯覚である。
4、傲岸不遜(ごうがんふそん)…おごり高ぶって人を見下したり、思い上がって謙虚さを忘れてはいけない。
ブログ「クラッシャー上司とは」<372>を参照ください)
5、慇懃無礼(いんぎんぶれい)…表面は丁寧で礼儀正しいように見えるが、実は尊大であるのはいけない。
6、反対があっても、将来のため必要だと思ったら断行する信念を持つ。
リーダーは大所高所の判断ができる環境や立場に居るのだから。
7、自分に厳しく、常に自己修練・自己実現を心掛けること。
8、和顔愛語で接し、真剣に考えるが深刻には考えない。
正しさも追及し過ぎると人は育たない。
9、時代や環境の変化を敏感にとらえ、「茹で蛙」にならないように心掛ける。
10、心身の健康に留意して、身体は検診を欠かさず、心は「モノの考え方」を環境から正しく会得すること。
11、常識の上に教養があり、教養の上に専門知識がある。
常識が一番難しい。
法律は常識の集約である。
12、「気は長く、心は丸く、腹を立てず、人は大きく、己は小さく」(京都の某寺住職)
〇…明元素(明るく元気で素直な心)…気長。
✕…暗病反(根暗で病的かつ反抗的)…短気。
13、正しい判断をすれば、後から目に見えぬ力で立証され後押ししてくれる。
14、名誉に固執せず、役割をマスターしたら後進に道を譲る。
15、生を見つめて、命に感謝。
己の存在は小さく弱いものである。
……………
以上、私が思うリーダーシップのあり方を列挙してみたが、「言うは易くして行うが難し」である。
ブログ「リーダーシップのあり方」<356>も合わせてご覧ください。
この教訓は私が見聞きし体験から修得したものであり、他人に押し付けるものではありません。
ちなみに、KKBグループの「社訓」は。
「マナー(言葉遣い、態度、約束ごと)を守り
コミュニケーション(熱意、報告、連絡、相談)に努めて
責任ある業務の達成と信頼できる人間関係を築こう。」
生涯修練して自分を高め、秘かに内観し次に繋げていくのが大切だと思う。
「本当の勇気とは優しさである」
(行徳哲男先生「BE研修」より)
写真…石川県庁前庭園にて、ガイラルディアに似ている花(5/27)
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