2018/09/25
日韓友好税理士連盟・第12次訪韓」<410>
9月14日~17日にソウルで開催の研修会に参加した。
参加者は日本から増田惠一会長ほか26名。
韓日税務士親善協会からは金定植会長ほか31名。
ご来賓には在大韓民国日本大使館西野健参事官、日本国国税庁西岡明美事務官、韓国税務士会李昌圭会長、ソウル地方税務士会林采龍会長などがご臨席。
研修は日本の金幸三副会長が講師でテーマは「事業承継税制について」だった。
相続に関する中小企業の事業承継税制は日本が先行している様子だ。
しかし、税理士制度に関しては韓国は進んでいる。
韓国の税務士資格取得制度において、2011年改正で公認会計士への税務士資格自動付与制度は廃止され(税務士として表示できないが公認会計士として税務はできる)、2017年12月26日の改正では弁護士への税務士資格自動付与制度が廃止された。
画期的なことだ。
韓国の弁護士数は2010年現在で約10,000人いて政治家も多いと聞いていたから、良く通ったものだ。
ちなみに韓国の税務士数は約10,000名
、公認会計士数は15000名。(2012年)
日本の公認会計士は税理士資格を一定の研修受講と履修試験に合格すれば取得できる。
弁護士会にも税理士法改正を働きかけたが、「弁護士は当然に税理士の登録すれば税務はできる」と取り合ってくれないのが現状だ。
研修会で,AOTCA(アジア・オセアニア・タックス・コンサルタント協会)名誉顧問の張楽(チャンラク)さんと歓談する。
2006年10月の北陸税理士会50周年記念式典にもご出席いただいた。
88歳になられても至極お元気である。
会場は水原(スウォン)の「三豊ガーデン」で、懇親会では水原カルビとマッコリ酒を美味しくいただいた。
観光はソサンに移動し、安眠島のコッジ海割れ、ベッサジャン港の水産市場、ソサン寺、磨崖如来三尊仏像を訪れた。
韓国の海産物、アワビ、貝、海老、牡蠣、イカ、蟹、なまこ…鶏肉
どれも新鮮で美味しかった。
写真…ソサンの家庭料理店にて鳥鍋(9/16)
この記事へのコメントを書く